FMEA＆仮想検証技術を用いた信頼性検証
当社は、信頼性検証を提唱するうえで、FMEAを用いた仮想検証を推進しております。
ISO26262の認定を受ける為の網羅的な実証作業につきましては、お客様の対象システム毎にFMEAを用いた開発プロセスの構築をアシスト致します。
FMEAとは、故障・不具合の防止を目的とした、潜在的な故障・不具合の体系的な分析方法です。故障モード影響解析とも言われております。
大規模な組込みシステム（例えば自動車の開発）のハードウェアの故障としては、マイコンが掛かる周辺を含めた部分の故障が重要視されています。（近年ではマイコンの脆弱性に関し注目が集まっております。）
用途としては、トラブルの未然防止のための信頼性検証のソリューションの選択肢として導入される検証方法となります。
信頼性検証の概略フロー
ソリューション
例えば、マイコンのウィークポイントでもある電磁波（太陽フレア・放射線）の影響でトラブルが懸念される場合など、実験では検証不可能な事象（故障注入が出来ない）に対しての検証が求められてきております。
当社では、ECU(Electronic Control Unit)の摩耗故障、偶発故障などのハードウェア故障に対し、危機回避を網羅的に実証することを目指しております。
当社では、潜在的な故障・不具合の体系的な分析手法のFMEAをベースにして下記のソリューションにおいてお客様をアシスト致します。
・お客様の求める粒度・動作仕様に基づく故障シナリオ策定
・ISO26262認定のためのFMEAを用いた網羅的検証を用いた開発プロセスの構築
※当社では、FMEA技術の研究を日本の大学と共同で推進しております。
